カール・ゴッチ

7/16(fri) 浅草ソウルトレインにて













 北沢直子カルテットのライブを聴きに行きました。
 月に一度は、フルーティストのライブを聴きに行こうと思い立ったのが先月。
 でもいきなり聴きそびれたので、今月からということで・・・
 お店は、やはり(たぶん)リピーターのお客で満員!
 まず、ドラムの話からなのですが、今日は亀井憲一さんという方でしたが、なんとラディックなんですね。
 ラディックのジャズドラム見たの初めてだったので、これは収穫です。良い音ですね。
 あとスネアの音も良かったな〜ライドはKジルかな?結構サスティン短め。
 ギターは松井洋さん。ピッキング見てて、何故かアル・ディメオラを思い出してしまいました。
 2セット目の最初から観戦・・じゃなかった拝聴(またはお勉強)
 なおさんは、僕が聴いて妬けちゃうプレイヤーの1人(もうひとりいますが)です。今日は前髪をウェーブでキメてました。演奏も同様に良くウネッてキマッてます。
 デュオで《デサフィナード》、カルテットで《ソフトリー》、知らないバラード、《キャラバン》ではFmの所をB♭?のファンクそしてBメロを倍タイムでラテン風。カッコ良いです。何度かハウッてたけど、イコライジングのHighが強いからかな?でもHigh下げてモコモコになるのも嫌だしね。
 酔いを醒ますべく店を出て、車の中でアイスカフェラッテを飲み、モーツァルトの《ジュピター》を聴きながら休憩。
 3セット目も好調、気持ち良いですね。ベースの石井康二さんはハイポジションでも安定感が抜群です。
 コード進行にとらわれず聴こえてきたサウンドだけに反応してプレイした感じの《ハッシャバイ》はとってもポップなソロ。雨の上野動物園のフラミンゴを語ったあと《フラミンゴ》ではアルトフルート使用、良い鳴りですね。
 《パッションダンス》(?)という曲では一発モノのソロ。一発モノも凄く展開してノリますねー。倍タイムの《りんご追分》とかやってくれたら楽しいだろうな・・
 とにかく音色とフレージング、リズムだけで勝負できる人(と思う)なので、フラッターやグロウルトーンなどの飛び道具は一切無し。正統的で芸術感があり、それでいてアピール性が強く、いってみればカール・ゴッチのような存在かも。ちなみに僕が目指すとしたら、初代タイガーマスク的プレイヤーかな?でもメキシコスタイルじゃないよ!分かるかな?
 おおいに刺激受けつつも、たぶん自分はこうは吹けないから。やっぱり妬けるなぁ。
 12時帰宅目標だったので、トイレをすませ、ラディックのドラムを目に焼き付けてから、あいさつして帰宅しました(12時過ぎたけど)。
 

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